3/2(1日目) 台湾海外派遣事業出発!
3/2より、桃陰奨学財団 海外派遣事業にて今年は生徒15名が関西国際空港より、姉妹校である桃園市立武陵高級中學での交流に向けて出発しました。今年は天王寺高校のSSH海外派遣事業と同日の行程での実施となりました。出発に際しては天王寺高校校長、桃陰奨学財団理事からの挨拶があり、チェックイン後、出国手続きへ。事前研修では経済・文化・歴史などについて日本と台湾の比較を行ったりと様々な分野の内容を3つのグループに分かれて研究し、スライドにまとめて発表します。 海外が初めてという生徒も数名おり、この海外派遣を通して様々な価値観に触れてもらえればと思います。
台湾に到着後は士林夜市で市内調査と同時に夕食の時間としました。夜市は日本にはない文化ということもあって生徒たちは非常に楽しんでいました。その後、ホテルに戻って生徒たちは明日の発表に向けた練習を行いました。明日の交流が楽しみです。
3/3(2日目) 武陵高級中學訪問
今回の海外派遣の主な目的の一つである姉妹校の桃園市立武陵高級中學との交流に向け朝8:00にホテルを出発しバスで武陵高級中學を訪問しました。到着後すぐにホールでのウェルカムセレモニーが開催され武陵高級中學の校長先生の挨拶、天王寺高校の教頭先生、教諭の挨拶に始まり、お互いの生徒それぞれが自分たちの学校について紹介のプレゼンを行い熱烈な歓迎をしてもらいました。その後、天王寺高校の生徒ひとりに武陵高級中學の生徒ひとりがバディとなり、一緒に生徒たちは授業に参加し台湾での授業を体験。昼食をとってからはいよいよ発表の時間、何とか無事に発表を終え少しホッとしたようです。武陵高級中學から出発の時間となると生徒たちは名残惜しそうでした。
武陵高級中學を出発したバス車内では、一仕事終えた安堵感に包まれ行きとは違う空気が漂っていました。
15:00には天王寺高校の先輩が待つ台湾大学に到着。ボランティアガイドの案内のもとキャンパス見学をして台湾大学のオリジナルグッズショップでおみやげ物を購入しました。
ここからは市内調査としてバスではなく電車を使って夕食会場まで移動し、待ちに待った飲茶料理をいただきました。
今回の海外派遣事業はいよいよ明日の1日残すのみとなりました。明日は観光名所として有名な龍山寺と中正紀念堂を見学します。最後まで台湾の文化に触れて多くのものを感じ取ってもらいたいです。
3/4(最終日) 台湾を出発します。
台湾研修最終日。武陵高級中學で発表を終え、朝食時には昨日と違いこちらに来てからの緊張がほぐれた様子でした。せっかく台湾に来たので、今日は少し観光をして台湾の文化に触れてもらいました。
8:00にホテルをチェックアウトし、まずは龍山寺に行きました。ガイドの方から台湾でのお参りの方法を教えていただき生徒たちも即実践。従来、お寺ではモクモクと線香の煙がすごかったのですが、環境面と安全面から個人で線香を買うということができなくなったそうです。
龍山寺の後は中正紀念堂に行きました。初代総統蒋介石の顕彰施設として建てられ、台湾での名所の一つとされている場所です。蒋介石の像の大きさに驚いているようでした。
(帰国もSSH事業のメンバーと同じ飛行機で最後にみんなで記念写真を撮りました)
ほんのわずかな時間ですが台湾の高校生徒との交流や名所を見学して日本とは違った文化をもつ台湾を理解するとともに、今回、参加した2期生のメンバーが今後、国際社会で活躍できる真の「グローバルリーダー」とは何かを残りの高校生活で考え、行動していってくれればと思います。